ニッポン放送などでラジオを聴いているとたまに、
「今週はスペシャルウィークです!ゲストは誰々で~。」
とスペシャルウィークの宣伝がありますよね。
スペシャルウィークは、単に毎日ゲストが来る週だと思っていませんか?
実はラジオ局にとってとても大切なイベント週なのです。
解説をしていきます!
スペシャルウィーク=「聴取率」を計る期間のこと
ラジオ局にとってスペシャルウィークとは、聴取率を計る期間のことです。
リスナー向けに分かりやすく「スペシャルウィーク」と銘打っています。
聴取率って何…?
という疑問が続いて出てくるかと思います。
端的に言うと、放送エリアでどれだけの人に聴かれたかを示す推定値です。
テレビだとよくこのドラマの視聴率は~?なんて話が出てきますよね。
ラジオの場合も、メインの収入源は広告収入になるためどのくらいの年齢のどんな人がどれだけの数、聴かれているか測定をする必要があります。
また、どの部分の数字が良かったかを把握することで、よりよい製作のための判断材料にできます。
ラジオの聴取率の調査方法
ラジオの聴取率は、ビデオリサーチという会社で調査を行っています。
参考までに、ビデオリサーチが行っている聴取率調査のサービス概要について記載します↓
自主ラジオ調査として日記式にて、首都圏・関西圏・中京圏の3つのエリアで実施しており、ラジオの媒体力や広告効果を測るひとつの指標として利用されています。
リスナー像をより明確にするため、プロフィール調査もあわせて実施しています。
なお、ラジオに関するデータは、番組やリスナーの詳細分析(聴取分数/流入流出/リスナープロフィール分析など)を行う場合は『ラジオ個人聴取率調査』データを、日々のラジオ聴取状況の把握には『ラジオ365データ』を、と目的に応じて使い分けができます。
https://www.videor.co.jp/service/media-data/rdrating.html
では、具体的にはどうやって詳細分析を行っているのか?
<調査方法>
調査対象者は、スマートフォンやPCなどから電子調査票へ入力する方法で回答。
具体的には、インターネットリサーチパネルより無作為にメールを送信して調査依頼を行い、調査回ごとに都度募集した調査対象者による1週間の日記式調査を行います。
<調査対象>
調査の対象者は調査エリア内に在住の男女12~69才の個人が対象。
首都圏・関西圏・中京圏ごとに目標標本数は5,000人。
ラジオはほとんど個人で聞く場合が多いので、調査は”個人単位”で行なっているとのことです。
アンケート形式なのですね。
また、年6回(偶数月)なので、次のスペシャルウィークは6月になります。
4月のスペシャルウィークの聴取率結果
下記記事に詳細が記載されていますが、4/13週のスペシャルウィークでの調査の結果、
『オールナイトニッポン』(月~土平均)が全局中で首位を獲得し、オードリーのオールナイトニッポンが2016年2月度調査以来、36回連続で単独首位を獲得したそうです★
週に1度のラジオを長く続けていること自体凄いと思うのですが、さらに聴取率『V36』は並大抵なことではないですね。リトルトゥース達は今度も応援しています!
まとめ
通常の週でゲストが来ることがあるのにスペシャルウィークと銘打つことがない、更にスペシャルウィークの時より大物ゲストが来たりしてあれ??と思ったことがありました。
同じ疑問を持った方がいたら今回の内容でスッキリしたのではないでしょうか。
いつも以上にラジオ局が力を入れる「スペシャルウィーク」!
次回は、どんな週になるのか楽しみですね★
▼2022/4のゲストは以下の通りでした!
別記事でトーク内容と感想も書いているので気になるゲストがいたらそちらも覗いてみてくださいね。